ハイドロキノンと色素沈着

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ハイドロキノンと色素沈着

◆色々な色素沈着

色素沈着は思わぬところで起こります。

例えば蚊に刺された跡、やけどの跡、怪我した後、ニキビの跡・・簡単に治ると思っていたのに気が付けば年々色素沈着が濃くなってきたと言う人も少なくないでしょう。

このようにやけどや虫刺され跡がだんだんと色濃くなっていくのは「炎症性色素沈着」と言われるシミの一種。炎症が長く続くことでメラニン色素が大量に肌に蓄積してできるため、炎症の期間が長ければ長いほど色素沈着が改善しないのですね。

では通常の日焼けが半年ほどで自然と元の色に戻るのに対して、色素沈着では肌の色が戻りにくいのはどうしてなのでしょうか。日焼けは通常肌の表面部分でのみ起こる現象ですが、シミなどの色素沈着で肌の奥深く「真皮」部分にまで達している場合がほとんどです。

日焼けなど表皮部分のメラニン色素は肌の新陳代謝・ターンオーバーによって表面部分に押し上げられ最終的には垢として剥がれ落ちていくのでたとえメラニン色素が大量に発生しても肌に残ることはありません。

◆ターンオーバーが働かず蓄積して…

逆にシミになるのはこの肌のターンオーバーがうまく働かず、メラニン色素うまく剥がれないため蓄積しシミとなって表れ、さらにその部分に紫外線が当たることで色がより濃くなっていってしまうのです。

そして残念ながら真皮層にまで達したシミは自然に消えることはありません。特に炎症性の色素沈着はレーザー治療でも解消することが難しいと言われるシミのひとつで、ハイドロキノンはこのような難治性の色素沈着に対しても優れた効能を発揮してくれるのですね。

そのためクリニックでも治療薬として処方されることが多く、まさに肌の漂白剤と言う名にふさわしい働きを持つ成分であると言えるでしょう。